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3度の転職経験から学ぶ!求人票でわかるブラック企業の見分け方

3度の転職経験から学ぶ!求人票でわかるブラック企業の見分け方仕事

誰もが避けたいブラック企業への転職。
検討している企業がブラックかどうかを判断できれば安心できるでしょう。

そこで、転職を3回経験してわかった求人票で判断できるブラック企業の見分け方を紹介します。

実際にぼくが経験したブラック企業でのエピソードや、それぞれの項目に何社が当てはまっていたのかもあわせてお伝えするので、見分け方の裏付けになるかと思います。

※この記事では、ブラック企業=従業員が定着しない会社と定義します。

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ブラック企業の見分け方①:従業員数が「約○○人」表記になっている

集まっている3人の男女

求人票に記載されている従業員数が「約100人」など、およその人数で表記されていればブラック企業である可能性が高いです。

その理由は次のうちどちらかでしょう。

  • 入れ替わりが激しいので、正確な従業員数が把握できない
  • 従業員を大切にしていないので、正確な従業員数を把握する気がない

人の管理ができていない or しようとしない会社の従業員は定着しにくいです。

従業員数が正確な数ではない企業は疑ってみましょう。

ぼくの経験では、4社中3社がどちらかに該当していました。
「約100人」や「30人」といった表記でした。

ブラック企業の見分け方②:平均勤続年数が5年以下である

デスクの周りで紙をもちながら話している男女

平均勤続年数が極端に短い場合もブラック企業の可能性が高いです。
平均勤続年数が短いということは、入社しても短期間で辞める人が多いことを意味します。

厚生労働省の調査によると、男女別・産業別の平均勤続年数は以下の表のとおりです。

厚生労働省が公開した平均勤続年数の推移
男女別・産業別平均勤続年数の推移|厚生労働省

業種によって差はありますが、おおむね5年以下だと平均勤続年数が短いといえるでしょう。

創業して間もないベンチャー企業や事業拡大中の企業は、新しい人の採用が増えるためおのずと平均勤続年数が短くなるので注意してください。

ただ平均勤続年数が短い企業は、データを公開しないことも多いのがネックです。

もし求人票に記載されていない場合は、面接官や転職エージェントの担当者に聞いてみるのもいいかと思います。
正確なデータはなくても推測はできるはずなので、回答ができない場合は怪しいかもしれません。

ぼくの経験では、4社中1社が該当しました。
求人データを見ると「平均勤続年数:4.2年」と記載されていましたが、なぜ公開したのか疑問なレベルです。
(5年間で2回も人事の責任者が変わっているようなので、そのせいかもしれません。1回目の交代は経営陣のパワハラで退職したためというのは知っています。)

もう1社平均勤続年数の短い企業がありましたが、データは公開されていませんでした。
配属部署に入社1年未満の先輩が2人いたものの、入社前に知ることができないので避けられませんでした。
(転職エージェントの担当者に聞いておくべきだったと痛感しています。)

平均勤続年数は必ず確認しましょう。
記載がない場合でも担当者に質問してください。

ブラック企業の見分け方③:試用期間が6ヶ月以上ある

机に足を乗せながら試験問題を解く女性

試用期間が長い場合もブラック企業の危険性があります。

こちらも厚生労働省の調査結果を紹介します。

厚生労働省が公開した試用期間の長さの割合
労働政策審議会労働条件分科会 第47回資料|厚生労働省

3ヶ月以下の企業が約90%なので、それを超えると試用期間が長いといえるでしょう。

試用期間中は社会保険に加入させないなどの不当な待遇にしたり、給料を低く設定するという企業もあります。

そんな試用期間が長い企業は要注意です。

ぼくの経験では、4社中1社が該当しました。
試用期間が6ヶ月だったうえに、正社員採用のはずが入社後に「試用期間中は契約社員」と言われたのでひどいですよね。

試用期間を口実に不当な扱いをする可能性もあるので、試用期間の長さは要確認です。

ブラック企業の見分け方④:事業規模の割に立派なビルに事務所がある

ビルのイラスト

意外かもしれませんが、事業規模の割に立派なビルにオフィスを構えている場合も要注意です。

少なくともぼくの経験上、経営陣が自己満足でやりたい放題だと身の丈に合わないビルに入居しがちです。

そんな考えの経営陣はパワハラをする傾向にあります。
経営陣のパワハラが社内に広がって、中間管理職によるパワハラが行われている可能性だってあります。

パワハラがあると従業員は定着しないですし、そもそも違法行為なので許されることではありません。

ぼくの経験では、4社中2社が該当しました。

どちらも経営陣によるパワハラが横行していた会社ですが、1社目は在籍中に雑居ビルから高層ビルに移転(引っ越し作業は「従業員有志(嘘)」で強制休日無賃労働)、2社目はこの記事を書く際に調べたら雑居ビル(事務所は小さいけど内装が派手)からランドマークタワーに移転していました。
※どちらも従業員数が増えたわけでもありません。経営陣の傲慢です。

くれぐれも身の丈に合わない立派なオフィスにだまされないでください。

ブラック企業の見分け方 番外編:面接で社長について質問してみる

クエスチョンマークを見つめる男女

求人票ではわかりませんが、これも有効な方法なので番外編として紹介します。
面接官に社長はどんな人か聞いてみるのもいいかと思います。

大企業ではあまり判断しにくいです。そもそもブラックな大企業なら口コミが広がっていると思いますが。

当たり障りのない回答なら問題はないものの、回答によって社風がわかります。

  • 明らかに曖昧なことを言う→社長が恐れられている存在で、従業員が委縮する社風
  • 異常に褒めちぎる→社長が教祖様のような存在で、悪徳宗教のような社風

前者は想像しやすいと思います。社長が怖い存在ならはぐらかしますよね。
パワハラが横行していたり、従業員が委縮していたりする社風の可能性が高いです。

後者は自分も共感できれば大丈夫かもしれません。
共感できない点で褒めちぎるということは、悪徳宗教のように従業員が洗脳されている社風だと感じる危険性があります。

面接官は従業員の代表なので、面接官個人の見解を聞くと社風が推測できます。

ぼくの経験では、4社中2社が該当しました。

まとめ:求人票でブラック企業を見分けよう

入社前に判断できるブラック企業の見分け方をお伝えしました。

この記事のまとめです。

求人票でわかるブラック企業の見分け方

①:従業員数が「約○○人」表記になっている
②:平均勤続年数が5年以下である
③:試用期間が6ヶ月以上ある
④:事業規模の割に立派なビルに事務所がある
番外編:面接で社長について質問してみる

この記事を書いていて、新卒1社目はともかく、2社目以降は避けられただろうと思ってしまいました。

みなさんはブラック企業を事前に判別して、心身を痛めつけないようにしてくださいね。

もし転職を考えているなら「転職サイトと転職エージェント、どれを使えばいいのかわからない方へ」を参考にしてください。

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