読書をはじめたけど効果が実感できない
読書って意味ないんじゃない?
こんな疑問にお答えします!
- 「読書は効果がない」と感じる理由と対処法
- 読書で得られる効果
- これから読書をはじめたい人へのおすすめ
読書をしていても、なかなか効果を実感できない方は多いと思います。
これから読書をしていこうと思っていても、「読書なんか意味ないのでは?」と考えてしまう方もいるかもしれません。
そんな方にお伝えしたいのは「正しく継続していれば、読書の効果は必ずあらわれる」ということ。
この記事では読書の効果を実感できない理由と、その対処法を解説します。
本は人生を豊かにしてくれるので、ぜひ参考にしてくださいね。
読書の習慣化に成功した経験をもとにお伝えします。
読書の効果がないと感じてしまう理由と対処法
読書は正しく行えば、必ず効果が出てきます。
それでも効果を実感できない理由は次の3つです。
「読書は効果がない」という感覚は、子どもたちの「勉強は意味ない」に似ています。
子どもに勉強する意味を説明するのは難しいかもしれませんが、勉強の意味はありますよね?
学生だったころは勉強する意味がわからなくても、大人になるとなんとなくわかってくると思います。
また間違った方法で勉強していると、なかなか成果があらわれません。
ということで読書も勉強と同じように、正しい方法で継続すると、時間がたってから意味がわかるのです。
それでは、読書の効果を感じられない理由を順番に見ていきましょう。
本を読むだけになっているから
「本を読むだけ」を子どもの勉強に例えると、「教科書を読むだけ」と同じです。
ごく一部の超天才を除いて、問題集を解いたり復習したりしないと身につきませんよね。
なので本はただ読むだけではなく、以下の3点とセットにしてみてください。
- メモやマーカーをしながら読む
- 読んだあとは行動に移す
- 読んだあとに振り返る
それぞれ解説します。
メモやマーカーをしながら読む
脳は繰り返し使われる情報を優先的に覚えます。
つまりメモやマーカーで本の情報を「使う」と、知識が身につきやすくなるのです。
メモやマーカーはいわゆる「アウトプット」ですね。
アウトプットしながら読むと、記憶に残りやすくなります。
読んだあとは行動に移す
読書の効果を実感するには、読んだあとの「変化」が必要です。
本の内容を行動に移すと現実が変化していくので、読書の効果を実感できるようになります。
なので少しずつでも構わないので、本の内容を実践していきましょう。
読んだあとに振り返る
振り返りとは、次の3つです。
- メモを見直す
- もう一度本を読む(一部でOK)
- 実践内容をチェックする
学校の勉強と同じで、知識を身につけるには「復習」が大切。
過去に読んだ本を改めて読んでみると、以前とは違った学びや気づきが得られます。
実際に先日、1年前に読んだ本を読みなおしたら「新たな気づき」がありました。
本で学んだことを実践できているかのチェックも重要です。
成長曲線は一直線ではないから
「本を読んだら読んだぶんだけ成長できる」と思っていませんか?
そうだとうれしいんですけど、結果は遅れてやってきます。
つまり、読書をしてもすぐに結果は出ないということですね。
本を読んで理想の自分になるには、
- 本の知識を「知っている」状態
- 本の知識が「身についている」状態
- 「なりたい自分」になっている状態
という過程をたどります。
効果を実感できるようになるまで時間がかかりますが、継続していればどこかで急成長するときがくるのです。
少しの変化だと実感しづらいから
実感がないだけで成長している場合もあります。
この場合は変化が小さいのですぐには気づかないですが、数年後には大きな変化を実感できるようになっているでしょう。
読書の効果が感じられないときは、数年前の自分と比べてみるといいかもしれませんね。
きっと、少しでも成長している面があるはずです。
読書で得られる効果
では、読書にはどんな効果があるのでしょうか?
読書のメリットはたくさんありますが、以下の3つが大きいと思っています。
- 脳が鍛えられる
- 知識が豊富になる
- 文章力や読解力が向上する
本を読むと知識が増えるだけではなく、あらゆる能力が身につくということです。
とくに「脳が鍛えられる」は、脳科学的にも次のような効果が証明されています。
- 読書量がIQに影響する
- 脳の老化を防止する
- 認知症を予防する
- 脳が活性化する
- 集中力が向上する
- 共感力が向上する
出典:樺沢紫苑『読書脳』サンマーク出版
読書を習慣にする方法
「読書をはじめたいけど、何からはじめればいいかわからない」という方も多いでしょう。
そんな方へのおすすめは以下です。
ぼくが読書を習慣にするときに取り入れた方法です。
それぞれ解説しますね。
「電子書籍」や「オーディオブック」を活用する
読書に限らず、習慣化のコツはハードルを下げること。
本は1冊1,500円ぐらいしますし、読むのには時間がかかりますよね?
そんな「本を読むハードル」を下げるには、次のような読書ツールの活用がおすすめです。
- 電子書籍(読み放題サービス):Kindle Unlimited、Prime Reading
- オーディオブック(聴き放題サービス):Audible、audiobook.jp
ちょっとした時間に普段使っているスマホで読める(聴ける)ため、「読書」のハードルが下がります。
ぼくが読書を習慣にできたのも「Kindle Unlimited」のおかげです。
「読書術」の本を読む
世の中には「読書術」について書かれた本がたくさん出版されています。
「正しい本の読み方」や「読書の大切さ」を学ぶのに最適です。
読書術を学ぶと、本を読むモチベーションも上がります。
本を読んだら「アウトプット」する
本を読むときは、「書く」「話す」といったアウトプットとセットにしましょう。
アウトプットには、以下のような効果があるからです。
- 本の内容が記憶に定着する
- 本の内容が整理される
- 本の内容が身につく
ノートやメモに書き出したり、人に話したりするのもいいですが、ブログでアウトプットするのがおすすめです。
無理をしない
もうひとつ、「読み方」についてです。
ハードルを下げることにもつながりますが、本は気楽に読むといいと思います。
具体的にはこんな感じです。
- たくさん読まなくてもいい
- 全部読まなくてもいい
- 自分のレベルにあった本を読む
読書は量よりも質なので、たくさん読むよりも、その1冊を深く読みましょう。
また本は全部読まなくても内容を理解できますし、重要な箇所は本を読む目的によって違ってきます。
本の難易度も大切で、要約本や図解が多い本から入るのもいいですね。
まとめ:読書は効果がない?
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この記事のまとめです。
- 本は読むだけにしない
- 成長曲線は一直線ではない
- 少しの変化だと実感しづらい
正しい方法で習慣にしていれば、読書の効果は必ずあらわれます。
ただし、すぐに結果を求めてはいけません。
読書は自己投資なので、将来の自分のために「小さな積み上げ」を続けていく必要があります。
コツコツ積み重ねた先に「なりたい自分」がつくられますよ。
▼関連記事
コメント