誰もが避けたいブラック企業への転職。
検討している企業がブラックかどうかを判断できれば安心できますよね?
そこでこの記事では、転職を3回経験してわかった求人票で判断できるブラック企業の見分け方を紹介します。
ブラック企業に転職してしまうと心身の健康を害するので、求人票はしっかりチェックしましょう。
求人票でわかるブラック企業の見分け方
ブラック企業かどうかは、求人票を見ればある程度は判断できます。
転職を3回経験したぼくがお伝えする「見分け方」は次の5つです。
それぞれ見ていきましょう。
従業員数が「約○○人」表記になっている
求人票に記載されている従業員数が「約100人」など、およその人数で表記されていればブラック企業である可能性が高いです。
性格な人数を記載していない理由は、次のうちどちらかだと思います。
- 入れ替わりが激しいので、正確な従業員数が把握できない
- 従業員を大切にしていないので、正確な従業員数を把握する気がない
人の管理ができていない or しようとしない会社の従業員は定着しにくいです。
平均勤続年数が5年以下である
平均勤続年数が極端に短い場合もブラック企業の可能性が高いです。
平均勤続年数が短いということは、入社しても短期間で辞める人が多いことを意味します。
厚生労働省の調査によると、男女別・産業別の平均勤続年数は以下の表のとおりです。
業種によって差はありますが、おおむね5年以下だと平均勤続年数が短いといえるでしょう。
ただ平均勤続年数が短い企業は、データを公開しないことも多いのがネックです。
もし求人票に記載されていない場合は、面接官や転職エージェントの担当者に聞いてみるのもいいかと思います。
正確なデータはなくても推測はできるはずなので、回答ができない場合は怪しいかもしれませんね。
記載がない場合でも担当者に質問してください。
試用期間が6ヶ月以上ある
試用期間が長い場合もブラック企業の危険性があります。
こちらも厚生労働省の調査結果を紹介します。
3ヶ月以下の企業が約90%なので、それを超えると試用期間が長いといえるでしょう。
試用期間中は社会保険に加入させないなどの不当な待遇にしたり、給料を低く設定したりする可能性もあります。
また、試用期間を口実に不当な扱いをするかもしれません。
実際に試用期間が6ヶ月の転職先で、正社員でも採用のはずが入社後に「試用期間中は契約社員」といわれたことがあります。
事業規模の割に立派なビルに事務所がある
意外かもしれませんが、事業規模の割に立派なビルにオフィスを構えている場合も要注意です。
少なくともぼくの経験上、経営陣が自己満足でやりたい放題だと身の丈に合わないビルに入居しがちです。
そんな考えの経営陣はパワハラをする傾向にあります。
経営陣のパワハラが社内に広がって、中間管理職によるパワハラが行われている可能性だってあります。
パワハラがあると従業員は定着しないですし、そもそも違法行為なので許されることではありません。
(番外編)面接で社長について質問してみる
求人票ではわかりませんが、こちらも有効な方法なので番外編として紹介します。
面接官に社長はどんな人か聞いてみるのもおすすめです。
当たり障りのない回答なら問題はないですが、回答によって社風がわかります。
- 明らかに曖昧なことを言う→社長が恐れられている存在で、従業員が委縮する社風
- 異常に褒めちぎる→社長が教祖様のような存在で、悪徳宗教のような社風
社長が怖い存在だとパワハラが横行していたり、従業員が委縮していたりする社風の可能性が高いです。
後者は自分も共感できれば大丈夫かもしれません。
まとめ:求人票でブラック企業を見分けよう
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この記事のまとめです。
- 従業員数が「約○○人」表記になっている
- 平均勤続年数が5年以下である
- 試用期間が6ヶ月以上ある
- 事業規模の割に立派なビルに事務所がある
- (番外編)面接で社長について質問してみる
この記事を書いていて、新卒1社目はともかく、2社目以降は避けられただろうと思ってしまいました。
あなたはブラック企業を事前に判別して、心身を痛めつけないようにしてくださいね。
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