皆勤賞っておかしくない?
そもそも学校のルール自体が変じゃない?
こんな疑問にお答えします!
- 皆勤賞がおかしい理由
- おかしなルールが生まれる理由
- 「○○はおかしい!」の対処法
おかしなルールが多い学校教育。
この記事では皆勤賞にフォーカスして、「何がおかしいのか」「なぜおかしくなるのか」を見ていきます。
「理不尽とどう向き合えばいいのか」もお伝えするので、参考にしてくださいね。
皆勤賞に限らず、「○○はおかしい!」と思う感覚はとても大切だと思います。
皆勤賞がおかしい理由
皆勤賞がおかしいと言われるのは、「休まないことはえらい!」と子どもたちが思い込んでしまうからです。
皆勤賞は「1年間毎日休まずに登校した努力」をたたえる賞ですよね。
でも無理をして学校に行ったなら、褒めるべきではないでしょう。
よく仕事術の本に「こまめな休息が大事」と書かれているように、無理をするとパフォーマンスが低下するだけでなく、心身にダメージを与えます。
会社でもいまだに「体調不良は自己管理不足だ」と言う人がいますが、休むことこそ立派な自己管理です。
おかしなルールが生まれる理由
皆勤賞をはじめとした「おかしなルール」が学校で生まれる理由は、学校が閉ざされた環境だからです。
先生たちも学校以外の社会を経験していないので「おかしさ」に気づくことができず、「おかしなルール」が存在し続けるのでしょう。
教員も公務員だからルールに縛られるのは仕方ない、とは思います
皆勤賞のほかにも、
- 背の順
- 体育座り
- ツーブロック禁止
- シャーペン禁止
など、あげればキリがないですが、どれも理にかなった根拠はありません。
会社員にも同じことが言えます。
1つの会社にしか勤めたことがない人は、その会社の文化が社会全体の文化だと思い込みがちですからね。
つまりずっと同じ環境にいると、社会に対する見方が固まってしまうということです。
「○○はおかしい!」の対処法
「○○はおかしい!」と感じるときの対処法は次の2つ。
- 「おかしい」という感覚を大切にする
- 身を置く環境を変える
洗脳されないための対策とも言えますね。
それぞれ解説します。
「おかしい」という感覚を大切にする
周囲に対して「おかしい」と思う感覚は大切です。
ぼくはわりと先生に反発してきた生徒でした。
いつも理不尽なことを押し付けてくる学年主任に「意見書」を出したレベルです。
ここまでやる必要はないですが、自分の感覚を否定しないでほしいと思います。
「おかしい」と思うその感覚があなたを作っているので、自分の感覚にフタをするとあなたらしさがなくなります。
「おかしい」と思う感覚は、全くおかしくないのです。
身を置く環境を変える
「おかしさ」に我慢ができないなら、身を置く環境を変えるのもひとつの手です。
この記事では皆勤賞を例にしていますが、「○○はおかしい!」と言ってもルールや文化を変えるのは難しい。
現状に不満があるなら、今の環境でなんとかやっていくか、身を置く環境を変えるかのどちらかです。
今の環境にどうしても我慢できていない場合は、後者を選択することになります。
社会人なら転職や独立、起業で環境を変えるということですね。
文句を言っても何も変わらないので、自分の行動を変えるしかないのです。
まとめ:「皆勤賞はおかしい」から学べること
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この記事のまとめです。
- 休むのも自己管理のうちなので「休む=悪」ではない
- ずっと閉ざされた環境にいると、社会に対する見方が固まる
- 「おかしい」という感覚を大切にし、身を置く環境を変えるのもあり
この記事では皆勤賞を例にして、「理不尽」について考えてみました。
大人になってから考えてみると、学校はおかしいことだらけですよね。
学校だけではなく、会社だって理不尽なことは多いです。
ただ、どうしても納得できないなら、自分の環境を変えることもできます。
子どもたちには難しいですが、大人には環境を選ぶ権利があるのです。
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