音楽を聴きながら読書すると、どうなるんだろう?
音楽を聴くなら、どんなものがいい?
こんな疑問にお答えします!
- 音楽の効果と注意点
- 「読書×音楽」の使い分ける方法
- 読書におすすめのBGM
「音楽を聴くと集中できる」という方も多いと思います。
でも読書をするときには注意が必要です。
なぜなら、音楽の効果はシーンによって違うから。
そこでこの記事では、BGMの効果と注意点を解説します。
ぼくがやっている「使い分け」も紹介するので、参考にしてください。
読書は音楽を聴きながらしていい?
多くの研究では「音楽を聴きながら勉強すると、効率が下がる」という結果が出ています。
以下は読書を含めた「学び」の効率化について書かれた『インプット大全
人間の脳は、一度に2つのことをこなす「マルチタスク」ができません。
つまり、「勉強する」と「音楽を聴く」は同時にやっているようで、脳の中ではそれらを交互に行っています。
ものすごく脳に負担をかけて、結果として勉強の効率を著しく悪化させるのです。
出典:樺沢紫苑『学び効率が最大化するインプット大全』サンクチュアリ出版
とはいえ、音楽にはプラスの効果とマイナスの効果があります。
また読書の目的は「勉強」や「学び」だけではないはず。
なので音楽が与える影響を理解して、シーンや目的に応じて使い分けることが必要です。
音楽の効果
音楽の効果をまとめると、次の通りです。
- 「作業」「運動」 → プラスの効果
- 「勉強」 → マイナスの効果
- 「ジャズ・クラシック」「自然音」 → リラックス効果
音楽を聴きながら単純作業や運動をすると、効率やパフォーマンスが上がります。
先ほどお伝えしたように、音楽を聴きながら勉強すると、学習効率が下がります。
ジャズやクラシックといった静かな音楽や、川のせせらぎや焚き火の音などの「自然音」を聴くと、リラックスできます。
このように、音楽の効果はシーンによって違うのです。
音楽の注意点
読書の目的は「学び」や「リラックス」だと思います。
これらを目的に音楽を聴く場合、次の点に注意してください。
- 歌詞のある曲は避ける
- アップテンポな曲は避ける
どちらも読書に集中できなくなるからですね。
歌詞があると同時に2つの「言語情報」が脳に入ってくるので、脳に負荷がかかります。
アップテンポなBGMだと気分はよくなりますが、音楽に気を取られてしまいます。
ということで読書に組み合わせるなら、ゆったりしていて読書に集中できる音楽を選びましょう。
「読書×音楽」を使い分ける方法
ここまで音楽の効果と注意点をお伝えしてきましたが、個人差があるのが事実です。
読書の目的や個人差をふまえると、以下のように使い分けができます。
- 「勉強」や「学び」が目的 → 音楽は聴かない
- 「リラックス」が目的 → 自然音やジャズ、クラシック
- 外の音が気になる → 自然音やジャズ、クラシック
「静かすぎると集中できない」という方は、ゆったりとしたBGMを聴きながらの読書がいいですね。
多くの研究では「音楽は学習効率を下げる」といわれていますが、あくまでも「傾向」であって、すべての人に当てはまるわけではありません。
ぼくもそうなんですが、そのときの気分や体調によって相性が変わることだってあります。
なので先ほど紹介した注意点をおさえたうえで、「まずは試してみる」のがいいと思います。
ぼくは基本的には「無音派」ですが、集中できないときは静かなBGMを流しながら本を読んでいます。
読書におすすめのBGM
音楽を聴きながら読書をするときは、「集中力を妨げず、リラックスできるBGM」がいいでしょう。
具体的には、次の条件に当てはまるものです。
- 歌詞がない
- ゆったりとした曲調
リラックスできる音楽
自然音
アルファ波が出るBGM
読書を習慣にする方法
読書に限らず、習慣化のコツはハードルを下げること。
本は1冊1,500円ぐらいしますし、読むのには時間がかかりますよね?
そんな「本を読むハードル」を下げるには、電子書籍(読み放題サービス)の活用がおすすめです。
ちょっとした時間に普段使っているスマホで読めるため、「読書」のハードルが下がります。
ぼくが読書を習慣にできたのも「Kindle Unlimited
まとめ:読書と音楽をうまく組み合わせよう
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この記事のまとめです。
- 音楽の効果はシーンによって違う
- 読書に集中できない音楽は避ける
- 「読書×音楽」は目的や好みで使い分ける
音楽を聴きながらの読書には個人差があるので、注意点を押さえたうえで試してみるのがいいでしょう。
これから読書を習慣にしたい方は、スマホで気軽に読める電子書籍で「本を読むハードル」を下げてみてくださいね。
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