「なにもやる気がしない」「気分がどんよりしている」「体や頭が重い」
そんな状態をぼくは「メンタルが落ちている」と表現しています。
この記事を読もうとしたあなたも、病院に行くほどではないけれど、なんとかしたいとお悩みかもしれません。
本記事では、メンタルが落ちた時の対処法を3つ紹介します。
ぼくが2度の適応障害を経験して学んだ対処法で、もう苦痛を繰り返さないように意識していることでもあります。
実際にうまくいっている対策だけを紹介するので、ぜひ参考にしてくださいね。
メンタルが落ちた時の対処法3選
メンタルが落ちて悩んでいる時の対処法は、次の3つです。
- 気を紛らわす「何か」をする
- 感情や状況を書き出す
- 調子の波をやり過ごす
それぞれ説明しますね。
気を紛らわす「何か」をする
気を紛らわす「何か」をして、五感を刺激しましょう。
何もしていないと、勝手にネガティブな感情が湧いてくるからです。
不安の正体は脳の「偏桃体」の興奮で、偏桃体を鎮めるには五感を刺激するのが効果的です。
気を紛らわす「何か」は、
- アニメ
- ゲーム
- 動画
- 本
- マンガ
- 音楽
など、なんでも構いません。
ベッドやソファーで寝転がっていると悪循環に陥るので、五感を刺激することをしてみてください。
感情や状況を書き出す
「悩み」を書き出すと頭の中が整理され、自分のことを客観視できます。
悩みの解決には「客観視」が大切です。
自分を客観視できれば、解決のヒントや改善策が見つかります。
「書く」だけでモヤモヤした気持ちが収まっていく効果もあります。
相談するとスッキリするのと同じですね。
悩みは頭の中だけで考えず、ノートやメモアプリに書き出してみましょう。
調子の波をやり過ごす
程度の差はあれ、誰にでも「調子の波」はあります。
不調の波がきたときは無理をせず、やり過ごすことを意識してください。
無理をすると余計に調子が悪くなり、不調が長引いてしまいます。
ぼくの経験上、もっともダメなのは「無理をすること」です。
なので、調子の波にあわせて過ごすようにしましょう。
循環気質は日本人に多いとされ、全人口の二割を占めます。基本的には快活、社交的で、仕事に対しても意欲的ですが、それは長続きせず、突然やる気が失せて仕事の効率を悪化させてしまいます。一定のパフォーマンスを維持することが、できないのです。
出典:森下克也『もしかして、適応障害? 会社で“壊れそう”と思ったら』CCCメディアハウス
まとめ:メンタルが落ちた時にできること
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この記事のまとめです。
- 気を紛らわす「何か」をする
- 感情や状況を書き出す
- 調子の波をやり過ごす
たとえ今はメンタルが落ちていても、不調が永遠に続くことはありません。
今できることを、やれる範囲でやっていきましょう。
さまざまな課題の対処法は、先人たちが示してくれています。
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