ブータンって「幸せの国」なんだよね?
なんで幸福度が下がったの?
こんな疑問にお答えします!
- ブータンの幸福度が低下した理由
- 幸せになる方法
- 幸せとは何か
「世界一幸せな国」として知られるブータンは、中国とインドに挟まれた自然が豊かな国です。
そんなブータンは経済的には貧しい国でありながら、2013年の世界幸福度ランキングでは8位になっていました。
しかし2019年の調査では95位に急低下し、それ以降はランキングにすら入っていないのです。
この記事ではブータンの幸福度が急落した要因と、そこからわかる「幸せになる方法」を紹介します。
ブータンの幸福度が下がった理由
ブータンの幸福度が急激に低下した要因は、インターネットの普及です。
インターネットの発達によって他国の情報が入手できるようになり、結果として国民の幸福度が下がったのです。
ブータンの生活水準に変化はなくても、外国の生活を知ってしまったことで「自分たちは貧しい」と思うようになりました。
ブータンの幸福度調査からわかる「幸せになる方法」
ブータンの幸福度が下がったのは、インターネットの普及によって外国の生活と比較できるようになったのが原因でした。
つまり、幸せになる簡単な方法は「人と比較しないこと」なのです。
以下のように人と比べたらキリがないので、いつまでたっても幸せになれません。
- 自分より収入が多い人
- 自分より容姿がいい人
- 自分より友達が多い人
- 自分より人間関係がうまくいっている人
- 自分より健康な人
優劣をつけるのは好きじゃないんですけど、「自分よりも上の人」はいくらでもいますよね。
日本の幸福度ランキング
気になる方もいると思うので、日本の幸福度ランキングも紹介しておきます。
47位/137ヶ国(2023年)
これでも3年連続の上昇で、2020年には62位でした。
経済的には豊かってことを考えると、日本の幸福度は低い…
人と比べたがったり、人と同じことを好んだりする国民性が関係していそうですね。
「幸せ」とは何か?
ここまで幸福度について書いてきましたが、そもそも「幸せ」って何でしょうか?
ちょっと、気に入っている本の紹介です
『精神科医が見つけた3つの幸福』では、脳内物質によって「幸せ」を以下の3種類に分類しています。
気づきにくい「小さな幸せ」を認識するには、日記やマインドフルネス瞑想が実際に効果がありました。
ポジティブなことに注目した日記や、「今ここ」に集中するマインドフルネス瞑想を続けていれば、身近な幸せに気づけるようになりますよ。
まとめ:ブータンが幸せなのは嘘?
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この記事のまとめです。
- ブータンの幸福度はインターネットの普及によって急落した
- 外国の生活を知れるようになり、「隣の芝生は青く見える」状態になった
- 幸せになるには、人との比較をやめる
人と比べていると気づきにくいですが、誰でも「幸せ」は手にしています。
ブータンの幸福度調査がいい例だったので記事にしてみました。
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