内向型

内向型は生きづらい?知れば楽になる特徴と対策を解説

内向型は生きづらい?知れば楽になる特徴と対策を解説内向型

「内向型」という言葉を聞いたことはあるでしょうか。

もし人生に生きづらさを感じているのなら、それはあなたが内向型だからかもしれません。

世間では外向的であることを求められる場面が多いので、内向的な方は生きづらいと感じることも少なくないかと思います。

この記事では、知っておくと心が楽になる内向型の特徴と対策について解説します。

ぼく自身も内向型ですが、内向型という概念を知ってから心が救われていきました。

先に概要をお伝えすると、内向型の特性を知り、自分のモノサシで生きていくことが大切です。

この記事の内容を知っておくと、心が楽になっていくでしょう。

内向型の特徴

ホワイトボードを使って教える人

ここでは外向型との違いと内向型のチェックリストを紹介します。

外向型との違い

内向型と外向型には次のような違いがあります。

  • 内向型:エネルギーが自分の内側を向いている
    ⇒自分と向き合うことで充電される
  • 外向型:エネルギーが自分の外側を向いている
    ⇒外からの刺激によって充電される

内向型は自分の中で感情や感覚、アイデアなどを循環させることで心が満たされます。
それに対して外向型は人との会話や活動などによって心を満たします。

つまり、エネルギーを溜める方法が違うのです。

内向型と外向型の違い

ここで大事なのは内向型は欠点ではなく、性質の違いだということです。

世間では外向型がよしとされがちですが、気にする必要はありません。

なぜなら、人口比で外向型は約75%を占めると言われている多数派だからです。
しかも外向型はエネルギーが外向きなため、外向型の声は大きくなるばかりなのです。

ちょっと表現が行き過ぎかもしれませんが、これぐらいに考えていたほうがいいかと思います。

内向型と外向型の違いはグラデーションです。
比率は人によって違いますが、誰にでも内向的な面と外向的な面があります。

内向型のチェックリスト

以下に内向型あるあるをあげてみました。
当てはまる項目が多いほど、あなたの内向性は高いと言えるでしょう。

□ 1人の時間が好き
□ 友人と遊ぶなら2,3人が好き
□ 友人関係は狭く深く
□ 遊んだ後は休憩が必要
□ 計画を立ててから行動する
□ 考えてから話す

これらはただの性質であり、決して劣っている訳ではありません。

内向型の対策

コーヒーを片手にハンモックでくつろぐ2人

内向型は性質であり欠点ではないということはお伝えしましたが、世の中では外向型であることを求められがちです。

なので対策が必要です。
外向型の主張に流されず、自分の価値観で生きるように意識しましょう。

内向型は欠点ではないと理解する

繰り返しになりますが、内向型と外向型は性質の違いであり、優劣ではありません。

これを理解すると、内向型の方は低くなりがちな自己肯定感が高まります。

自己肯定感とは「自分はすごい!」と思うことではなく、ありのままの自分を受け入れることを意味します。

人と比べない

人と比べるのをやめましょう。

自分の中でエネルギーが循環するのが内向型の特徴なので、人と比較しても心は満たされにくいです。

また人にはそれぞれの長所や得意分野があるので、人と比べたらキリがありません。
とくに性質が違う外向型の人と比較すると「隣の芝生は青く見える」状態が延々と続いてしまいます。

比べるなら過去の自分との比較がいいでしょう。
少しでも成長している部分があるはずです。

内向きの幸せを優先する

内向型に合った幸せを求めるといいかと思います。
(ちょっと脳科学的な話になります)

精神科医が見つけた3つの幸福では、幸せを感じるときに分泌される3種類の脳内物質に基づいて、幸福を次の3タイプに分類しています。

  1. セロトニン的幸福:心と体の健康
  2. オキシトシン的幸福:人とのつながりや愛
  3. ドーパミン的幸福:社会的成功やお金、達成

このうちセロトニン的幸福とオキシトシン的幸福は内向きの幸せ、ドーパミン的幸福は外向きの幸せと言えます。

内向型は内向きの幸せを感じやすいので、健康や人とのつながりといった幸せを意識するといいと思います。
自然に触れることやアロマの香りなど、心地よさを求めるのもいいでしょう。

外向きの幸せは内向型の方は感じ取りにくいですし、中毒性もあるのでほどほどにしたほうがいいです。

ただ、ドーパミンは自分が成長したと感じるときにも分泌されるので、たとえ小さなことでも日々の成長を味わうのもいいでしょう。

この幸福理論は精神科医が見つけた3つの幸福をもとにしています。
内向型について書かれた本ではありませんが、脳科学に基づいた「幸せ」と「やるべきこと」が解説されており、自分に合った幸せな生き方を見つかると思います。

まとめ:内向型で生きづらいなら特徴と対策を知ろう

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

この記事を要約すると、以下のような内容です。

  • 内向型は自分の内側でエネルギーを溜め、外向型は自分の外側からエネルギーを溜める
  • 内向型は欠点ではないので、直そうとせずに自分に合った生き方をする
  • 世間では外向的であることを求められるが、流されずに自分のモノサシで生きる

また、外向型中心の世界で内向型が生きる対策として以下の3点をあげました。

  • 内向型は欠点ではないと理解する
  • 人と比べない
  • 内向きの幸せを優先する

少しでもこの記事をお読みいただいた方の助けになればうれしいです。

さらに内向型について知りたい方は、本で学ぶと理解が深まります。
中でも内向型を強みにするという本は、著者が内向型研究の第一人者なので一読の価値ありです。

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