「内向型だから生きづらい」と感じている方は多いかもしれません。
- 人付き合いで気を遣いすぎてしまう
- 周りと自分を比べて落ち込んでしまう
- 「もっと社交的になれたら楽なのに」と思ってしまう
このような内向型の人は多いと思います。
でも、内向型は決して悪いことではありません。
自分の気質を理解したうえで、自分に合った生き方を選ぶことが大切です。
ということでこの記事では、内向型が知っておきたい4つの考え方をお伝えしたいと思います。
内向型と外向型は優劣ではない

「内向型だからダメ」「外向型のほうが優れている」と思われることがありますが、それは誤解です。
内向型と外向型は、能力や性格の良し悪しではなく、生まれ持った気質の違いです。
まずは、その違いについて見ていきましょう。
内向型と外向型の違いとは?
内向型と外向型の一番の違いは、エネルギーを回復する方法です。
- 内向型:一人でゆっくり過ごしたり、静かな環境で過ごしたりすることでエネルギーを回復させる
- 外向型:人と話したり、誰かと一緒に活動したりすることでエネルギーを回復させる
もちろん、これはあくまで傾向です。
人付き合いが好きな内向型もいますし、一人の時間を楽しむ外向型もいます。
外向型は多数派だから「普通」に見えやすい
一般的には、外向型は人口のおよそ75%を占めるといわれています。
そのため、学校や職場などでは外向型の考え方や行動が「普通」と受け止められやすい傾向があります。
積極的に発言することや、多くの人と交流することが評価される場面も少なくありません。
その環境の中にいると、内向型の人は
- 自分は周りと違う
- もっと社交的にならなければ
と感じてしまうこともあるでしょう。
ですが、外向型が「普通」に見えるからといって、それが唯一の正解というわけではありません。
優劣ではなく「違う」というだけ
内向型と外向型は、それぞれ得意なこともあれば苦手なこともあります。
たとえば、内向型は一人でじっくり考えたり、一つのことに集中したりするのが得意な人が多い傾向があります。
それに対して外向型は、新しい人との交流や、行動しながら考えることを得意とする人が多いでしょう。
ここで注意したいのは、内向型と外向型は優劣ではなく、ただ「違う」ということ。
内向型の特徴を欠点と捉えるのではなく、自分が持っている特徴を理解し、活かすことが大切です。
内向型と外向型はきれいに分けられない

「自分は内向型だけど、人と話すのは嫌いじゃない」「一人の時間は好きだけど、たまにはみんなで遊びたい」。
このように、内向型と外向型は白黒はっきり分けられるものではありません。
自分を無理にどちらかへ当てはめる必要はないということです。
完全な内向型・外向型はいない
「100%内向型」「100%外向型」という人は、あまりいないと思います。
人は誰でも、内向型と外向型の両方の特徴を持っているからです。
その割合が人によって違うため、「自分は内向型だな」と感じる人もいれば、「どちらとも言えない」と感じる人もいます。
なので、「内向型」「外向型」という分類にこだわる必要はありません。
あくまでも、自分の気質を理解するための目安として考えればOKです。
内向型でも社交的な人はいる
「内向型は人付き合いが苦手」と思われがちですが、必ずしもそうではありません。
内向型の人でも、会話を楽しんだり、人前で話したりすることが得意な人はいます。
人付き合いが得意かどうかよりも、人と関わったあとにどう感じるかだと思います。
楽しい時間を過ごしたとしても、そのあと一人でゆっくり過ごしたくなるなら、内向型の気質が強いのかもしれませんね。
場面によって変わることもある
同じ人でも、場面によって内向型らしくなったり、外向型らしくなったりすることがあります。
たとえば、仲の良い友人といるときはよく話すのに、初対面の人が多い場では静かになる人もいるでしょう。
反対に、仕事では積極的に行動できても、休日は一人でのんびり過ごしたいという人もいます。
このように、環境や相手によって振る舞いが変わるのは珍しいことではありません。
「内向型なのに〇〇だから違う」と考えるのではなく、自分にはいろいろな一面があると捉えてみてくださいね。
世間は外向型が基準になっている

内向型の人が生きづらさを感じやすい理由の一つは、世の中の価値観にあります。
学校や職場では、社交的で積極的な人が評価される場面が多いですよね。
学校や職場では外向型が評価されやすい
学校では積極的に発言する人、職場ではコミュニケーション能力が高い人が評価されやすいと思います。
そのため、内向型の人は「もっと積極的にならなきゃ」と無理をしてしまうかもしれません。
ですが、評価されやすいことと、優れていることは別の話です。
内向型には、
- じっくり考えられる
- 集中力がある
- 慎重に物事を進められる
といった強みがあります。
外向型が評価されやすい環境だからといって、自分の良さまで否定する必要はないということですね。
「成功」や「幸せ」の基準は人それぞれ
世間では、
- 年収が多い
- 役職が高い
- 友達が多い
といったものが成功の基準として語られることがあります。
ですが、それがすべての人に当てはまるとは限りません。
静かな環境で好きな仕事を続けられることに幸せを感じる人もいれば、自分の時間を大切にしながら暮らしたい人もいるでしょう。
幸せや成功は、誰かに決めてもらうものではありません。
自分が「これで満足」と思える生き方が、自分にとっての正解です。
自分に合わない価値観を無理に受け入れない
周りの価値観に合わせようとすると、必要以上に自分を苦しめてしまうことがあります。
「みんながそうしているから」「普通はこうだから」と考えはじめると、本当に自分が望んでいることが見えなくなってしまいます。
もちろん、社会のルールを守ることは大切です。
ですが、自分の気質に合わない生き方まで選ぶ必要はありません。
周りの価値観を参考にしつつも、最後は自分が納得できる選択をしていきたいですね。
自分のモノサシで生きることが大切

ここまでお伝えしてきたように、内向型と外向型は優劣ではなく、気質の違いです。
大切なのは、「普通」に自分を合わせることではなく、自分に合った生き方を選ぶこと。
それだけでも、気持ちはずいぶん楽になりますよ。
「普通」は人によって違う
「普通はこうするもの」「みんなそうしている」。
そんな言葉を聞くことは多いですが、本当に「普通」なんてあるのでしょうか。
人によって育った環境も、価値観も、気質も違います。
そう考えると、「普通」は人の数だけあると言ってもいいかもしれません。
周りの人にとっての普通が、自分にとっても正しいとは限りません。
なので、「普通」に縛られすぎていないか、一度立ち止まって考えてみてください。
自分の価値観を大切にしよう
人生の主人公は、自分自身です。
だからこそ、
- どんな働き方をするのか
- どんな人と付き合うのか
- どんな毎日を送りたいのか
は、自分の価値観をもとに決めていいと思います。
もちろん、周りの意見を参考にすることは大切です。
ですが、それをそのまま自分の正解にする必要はありません。
内向型という気質を理解し、自分に合った選択を積み重ねていくことが、自分らしく生きることにつながっていくはずですよ。
まとめ
この記事では、内向型が知っておきたい4つの考え方を紹介しました。
最後にポイントを振り返っておきましょう。
- 内向型と外向型は優劣ではなく、「違う」というだけ
- 内向型と外向型はグラデーション
- 世の中は外向型が基準になりやすい
- 「普通」にとらわれず、「自分のモノサシ」で生きることが大切
内向型だからといって、自分を変える必要はありません。
まずは自分の気質を理解し、自分に合った生き方を考えてみてはいかがでしょうか。

