本を読むのに時間がかかる
読んだ本の内容を忘れてしまう
こんな疑問にお答えします!
- 『頭がいい人の読書術』の著者
- 『頭がいい人の読書術』から学べること
- 『頭がいい人の読書術』を読んで実践できること
読書は人生を豊かにします。
とはいっても、うまく本が読めず、なかなか読書を習慣にできない方は多いはず。
そこでこの記事では、『頭がいい人の読書術』に書いてある全25項目の読書のコツのなかから一部を紹介します。
効率的に本を読んで、読書を習慣にしていきましょう。
『頭がいい人の読書術』の著者
この本の著者は、コラムニストで著述家の尾藤克之(びとう かつゆき)さん。
年間ほぼ毎日、1冊10分で本を読み、30分で記事にしている方です。
多くのメディアで執筆されており、テレビにも出演・協力しています。
『頭がいい人の読書術』から学べること
本書を読んで、とくに印象に残ったのは次の3つ。
- 本は全部読まなくてもいい
- 本を読んだらアウトプット
- 本は汚しながら読む
それぞれ解説します。
本は全部読まなくてもいい
意外に思うかもしれませんが、本は全部読まなくてもいいんです。
「はじめに」「第一章」「おわりに」を読めば、内容の7割はつかめるとのこと。
この部分が響かなければ読まなくてもいいぐらい、とも書かれていました。
また、「パレートの法則」という経済学の法則があります。
パレートの法則:顧客のうち2割が、売上の8割を生み出しているという法則
この法則はマーケティングなどさまざまなシーンで使われており、「一部の要素が全体の大部分を構成している」とも言えます。
本の内容も、重要なのは全体の2割程度ということですね。
読書をするときは、重要な2割に時間を使えばいいのです。
もう少し具体的な話をすると、目次を読んで全体像を把握しておけば、効率的に本を読めます。
ということで、本を全部読む必要はありません。
本を読んだらアウトプット
アウトプットできてはじめて、本の内容が自分のものになります。
たとえば、
- 人に話す
- 文章にまとめる
などがアウトプットです。
アウトプットすると頭の中が整理され、本からの学びが記憶に定着します。
本は汚しながら読む
手を動かしながら、本を読むといいです。
- 本に書き込む
- マーカーを引く
といった感じですね。
マーカーした部分を中心に読み返すと復習になり、さらに学びが定着します。
『頭がいい人の読書術』を読んで実践できること
「『頭がいい人の読書術』から学べること」がそのまま、この本を読んで実践できることですね。
もう一度おさらいです。
- 本は全部読まなくてもいい
- 本を読んだらアウトプット
- 本は汚しながら読む
これらを実践すれば、効率のいい読書ができるようになるでしょう。
まとめ:『頭がいい人の読書術』の書評・要約
最後までお読みいただき、ありがとうございます。
この記事のまとめです。
- 本は全部読まなくてもいい
- 本を読んだらアウトプット
- 本は汚しながら読む
『頭がいい人の読書術』に書かれている読書術の中から一部を紹介しましたが、著者は「本は好きなように読めばいい」と結論づけています。
なので、本書の内容を参考に好きなように読めば、読書が楽しくなって習慣化できると思います。
ただ個人的には、読書術の本はあまり読み過ぎないほうがいいかなと感じました。
テクニックにとらわれると楽しく読めないですからね。
とはいえ、ちょっとしたコツは知っておいたほうがいいので、この本を読んでよかったと思います。
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