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シグルドソン代表監督、日本のハンドボールについて語る

ゴールの中に転がっているハンドボール日本
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ハンドボール男子日本代表を率いるダグル・シグルドソン監督が、日本のハンドボールについて語っているインタビューが公開されています。

【参照】Japan: Dagur Sigurdsson Optimistic After “Sad Development”|handball-world

シグルドソン監督は2015年にドイツ代表監督として世界最優秀監督に選出されたこともある名将です。
東京オリンピックを見据えて、2017年より日本代表監督を務めています。

その手腕を期待された自国開催のオリンピックでは1勝を挙げたものの、グループ最下位という結果に終わりました。

しかしながら、U20アジア選手権での優勝や日本リーグのプロ化計画といった側面から、シグルドソン監督は肯定的にとらえているようです。

国際大会の成績について

先に述べたように、東京オリンピックではグループラウンド敗退に終わっています。

しかし、ポルトガル戦の勝利(31:30)、2012年ロンドンオリンピックで準優勝のスウェーデンに2点差の惜敗(26:28)と善戦しました。

グループラウンド敗退ではあるものの、3ヶ国が勝ち点2で並び、わずか2点という得失点差によりグループ最下位となりました。

加えて、U20アジア選手権で初優勝したことで、シグルドソン監督は「次世代が新しい機会を提供する」と語っています。

コロナパンデミックの影響について

一方で、世界選手権の予選を兼ねたアジア選手権では、コロナ陽性者が多数出たため棄権となりました。

4大会連続の出場が期待されていただけに残念な結果となってしまいました。

中国で開催が予定されていたアジア大会も中止となり、シグルドソン監督は「国際テストマッチは過去にとても成功しており、国内リーグが小さい選手たちにとって必要だった」と述べています。

日本リーグのプロ化について

シグルドソン監督は2024年に予定されている日本リーグのプロ化について、「アマチュアとプロでより広い基盤を持つことは、ナショナルチームにもいい影響をもたらす」と語っています。

また、Luc Abalo(リュック・アバロ)ら海外出身選手が日本リーグに移籍していることについて、「日本のハンドボールに注目を集め、重要なノウハウを提供する」とも語っています。

まとめ

日本代表の強化には、優秀な監督がフル代表の指揮を執るだけでなく、次世代を担うアンダーカテゴリーからの底上げも必要不可欠です。

また、ナショナルチームだけではなく、国内リーグを盛り上げていくことも必要です。

この2点について、シグルドソン監督が肯定的に考えているということで、今後の日本ハンドボール界に期待したいところです。

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